年齢と性別で見る正常な血圧の数値

人間は年齢を重ねるごとに老化をしていきますが、体の表面に見えない場所でも血管なども老化して行く物です。特に血管というのは、これまでの生活習慣によって大きく異なります。油っぽい食事や不摂生が多い人の食事では血管内に老廃物がたまり、動脈硬化が見られることもあります。反対に野菜を多くとってきた人や素食を心掛けていた人は血管内の老廃物がなく、きれいなこともあります。動脈硬化があると、血管は固くなり老化が進んでいきます。そして血圧が高くなるという傾向があるのです。これは若い人でも年を得た人でも同じことが言えます。通常年齢が若い人は血管が綺麗で血圧はそれほど高くないことが多いです。また血液の循環もよく高血圧などの症状は見られないことが多いです。反対に年齢を重ねるほど血圧は高くなる傾向があるのです。そのために決められている血圧の正常値は若い人の血圧ほど少し低めになっています。年齢が上がっていくと正常値も上がっていくのです。また性別にも差があります。基本的に、男性は外で仕事をしていますし、その仕事のストレスも多いですよね。また仕事での付き合いなどでお酒を飲む機会も多いです。その点女性は余り仕事のハードさや飲み会の頻度というのはあまりありません。男性と女性を比べた場合には男性の方が正常値が高いという傾向があります。しかし血圧と言うのは、精神的なものやその日の体調によっても左右されることが多いです。必ずしも年齢や性別には限りません。正常値というのは一つの目安としてそれを心掛けるように生活をすることが大切なのですね。心掛けや意識をしていることにより血圧を正常範囲に近づける、保つことが可能になります。

血圧は毎日測ることで病気を防げる

血圧は高すぎても低すぎても問題があると言われていますが、特に体に対しての影響が大きいのは高血圧の場合です。これ自体が生活習慣病であり、重篤な症状を引き起こす合併症のリスクファクターとしても認定されています。そのためまずは、これにならないことを心がけ、もしなってしまった場合には、症状を進行させないよう、速やかに医療機関を受診することが求められます。しかしここで勘違いしてはいけないのは、たまたま計測した値が高かったからと言って即、高血圧と診断されるわけではないと言うことです。高血圧とは、常時、血管に高い圧力がかかっている様態を指しています。そしてまた血圧の値は、計測する時間帯や場所、その時の個人の状態によって大きく変動することも決して珍しくはありません。たとえば医療機関で計測した場合には、お医者さんの姿に緊張して、平時より高い値が出やすい傾向にあると言うことは医療的にも認められていることです。ですから、自分が本当に高血圧にあるのかどうか、たまたまではなく常時、血圧が高い状態になってしまっているのかどうかを正しく見極めるためには、毎日、計測することが必要です。加えて可能であれば、毎日、決まった時間に、決まった体勢で計測することが望ましいです。具体的には、朝の場合は起床後1時間以内、排尿後、服薬前、朝食前の安静時、座位1~2分後に計測することが、夜の場合は就寝前の安静時、座位1~2分後の計測が望ましいとされています。そして朝夜の、任意の期間の平均値と標準偏差、データのばらつき具合を見ることで、はじめて自分の血圧の状態が常時、高くあるのか、低くあるのかを判断することができると言うわけです。そうすれば、異常を初期の段階で発見することができ、重篤な病気につながるのを防ぐことも可能となります。

血圧が高くなったと感じたらまず取るべき行動

血圧測定を行うと誰でも気軽に自分の血圧を知ることができます。測定器自体はあまり安いものではないものの、体温を測るようにして容易に測定できることから、家庭でも測定器を持つということも散見されるようになってきました。健康診断ではいつも測定される項目となっていることに加え、医療機関などでは誰でも自由に測定できるようにと待合室などに配備されていることもよくあります。健康的な生活を送っていくためには血圧を良好な値に保っていくということが大切であり、それを実現するためには個人の努力が大切になることがこういった状況を生み出した背景にあります。これによって個人が比較的容易に自分の血圧を知ることができるようになっているのが現状であり、次に重要になるのが血圧が高くなったと感じたら個人がどういった行動を取るべきかということを知ることです。高血圧の原因は個人によって様々であり、いくつもの要素が複合的に作用していることも珍しくありません。そのため、これを行えば確実に血圧が下がるという取り組みを一概に確定することはできず、それができるのは降圧薬の使用のみとなっています。しかし、降圧薬を使用する前にまずは生活の面からの改善を試みることが大切であり、多くの人において共通するリスクとなる習慣をなくしていくということが大切です。喫煙者の場合には禁煙がまず行うべき行動であり、それによって改善されるということは頻繁にあります。また、ラーメンやうどん、そば、漬物などを好きな人は食事からとる塩分に気をつけることが大切であり、毎日の塩分の摂取量を減らすことによって徐々に改善が見られてくると期待することができるでしょう。こういった取り組みからスタートするのが効果を期待できる方法です。